酸性雨の雑学
1.序章 | 2.ハゲへの被害 | 3.森林への被害 | 4.人体への被害 | 5.酸性雨の起源
酸性雨の雑学序章
1.序章

キキ――――――ッ!!
どーーーーーーーーん!!

「おっと、またつまらぬものを跳ねてしまったようだ……。」

「ちっ!!ポリの野郎に見られてやがったぴょん……。」

「どうせ、盗難車じゃけん。乗り捨てて逃げようや!!」

「そうだな、邪見。逃げるぴょん。」

ハッ……ハッ……ハッ……

「おっと、また、つまらぬところで跳ねてしまった。」

「サギー!!こっち!!」

「よぉ。身を隠すの上手いな。巳だけに。」

「入るとこがあれば、入るけん。」

「今日は、まったく月がないぜ……。ポリを巻くまで、ここにいるとするか。雨もしのげるしな。」

「巻くのは、オレ得意じゃけん。」

「そうだ。良い話がある。酸性雨の話だ。」

「賛成。 卯だけに。」
酸性雨の雑学ハゲへの被害
2.ハゲへの被害

「酸性雨を被っただけでは、そんなにハゲないらしいぜぴょん。」

「え? そうなのか? はげるって、噂はよく聞くんじゃけどな。」

pHとは酸性の度合いを示す数字です。pH=7が中性で、
数字が少なくなるほど、酸性が強いという事です。
ちなみに、
pH1~2が、「温泉」
pH2~3が、「レモン」「お酢」
pH4~5が、「醤油」「酸性雨」
なんです。
酸性雨はpH5.6以下と言われているて、
健康な人の肌は、pH4.5~6.5の弱酸性だそうです。
しかも髪の毛は、
pH4.5~5.5で安定するそうです。

「なるほど、
pH4.5~5.5がセーフティーゾーンなわけか...。
」
pH5くらいの酸性雨に当たると、むしろ健康的になるわけでしょうか? 酸性雨にあたると、髪の毛がハゲる以前に、頭の皮がめくれてしまうそうです。頭の皮がめくれたというのは聞いた事がありませんから、日本で今のところハゲるほどの酸性雨は降っていないという事です。

「酸性雨は、ハゲるほどで強くないってことだな。じゃあ、温泉は大丈夫なんかいね?」

「テメェ、温泉ではげるなんて、聞いたことあるか?」

「な、ない……。」

「じゃあ、……ないんじゃないのか?」

「……。」
酸性雨の雑学森林への被害
3.森林への被害

「ハゲはさておき、酸性雨は、森林にかなり深刻な影響を与えているんだぴょん。酸性雨が木に当たると、立ち枯れ状態になるんだぴょん。」

「男として、『立ち枯れ』とだけは、言われたくないけんな……。」

「旧西ドイツでは、森林の半分以上が酸性雨で被害を受け、あまりのひどさに『緑のペスト』と言われていたんだぴょん。」

「森林が減るということは、つまりは、地球の温暖化につながってるってことかいね?」

「YES I DO. 近年は、中国でも酸性雨の被害がひどいらしい。中国では、酸性雨のことは『空中鬼』と呼ばれているそうだぴょん。
酸性雨の雑学人体への被害
4.人体への被害

「目や喉、鼻や皮膚を刺激する程度なのだが、土壌中の金属、特にアルミニウムが溶け出すことで、 人体に蓄積する可能性が高くなるぴょん。アルミニウムは、アルツハイマー病の原因と言われているぴょん。」

「酸性雨って、こわい。サギーの言い方が恐いんじゃけんど……。」
酸性雨の雑学起源
5.酸性雨の起源
世界で初めて酸性雨の存在が明らかにされたのは、産業革命が頂点に達した19世紀のイギリス。イギリスの化学者ロバート・スミスは既に酸性雨の被害に関する著書、“Air and Rain”の中で、
acid rain(酸性雨)という語を世界で初めて使っています。1952年、ロンドンで濃霧の時に、暖房、工場、自動車から排出された汚染物質により,4000人の人が死亡、数万人の人が慢性疾患を煩いました。酸性雨の本当の恐怖は、ハゲる被害ではなく、汚染物質が混じっているかもしれない、ということ。
酸性雨は樹木、建造物に影響を与え、浸透して土壌を酸性化します。また河川や湖沼に流入し、酸性化して数々の影響を及ぼすのです……。

「人間の体は、酸性に対して強くできているのだぴょん……。でも汚染物質こそ、本当に気をつけたいことぴょん。……テメェは雨に何が紛れ込んでいるのか、普段は気にしたこともないだろうなぴょん。
しかし、もすでに手遅れカモシレナイ……。」

「その目やめてもらってええけ……?」

「じゃけん。なににでも生い立ちってものはあるのぴょん……。俺にも、会う人がいるから、顔を出してくるぜぴょん。」

「お、おう…。」

「……こ、こんな終わり方でいいんかいね? 」
⇒TOPへ