1.梅雨入り | 2.語源 | 3.生い立ち | 4.おそうじ | 5.部屋干し | 6.梅雨明け
1.梅雨入り

「はぁ...。人は、人を求め、やがて人を忘れる......。

「あ、どうも。こんにちは。雨の似合う女。ハシモトよ。梅雨になったわね。この季節は通勤も大変よね。」

「あなたは梅雨がお嫌い? 空気が湿っぽいから、私は、嫌いじゃないわね。今日もお暇なのね。でしたら梅雨の雑学、押さえちゃう? あたしも今日はこのあと、フリーなの。毎日パチンコも飽きたから、おしゃべりしましょうよ。」

「今年2011年の梅雨入りは早かったわ。5月26日に近畿・中国・四国が梅雨入り。5月27日に関東甲信が梅雨入りとの発表よ(気象庁より)。」

「関東甲信地方は、観測史上2番目の早さらしいわよ。ちなみに史上最も早かった梅雨入りは、5月6日らしいの。相当ぶっちぎりよね......。」

「そこで、気象庁の天気相談所に電話をしてみたところ、関東甲信で5月中の梅雨入りは、過去61年間で5回目。
異常というほどではないが、珍しいらしいわ。
春の空気と夏の空気の境目にできる梅雨前線の北上が早めだ。
季節の移り変わりは一進一退を繰り返すもので、季節の進みが早まったわけではないらしいわ。
前線の北側の寒気と南側の熱帯の大気の動きのタイミングが合って、早めの梅雨入りとなっているとのことよ(気象庁より)。南海上の台風2号も梅雨前線を北へ押し上げ、活発化させる要因になった。日本だけ見ると季節の進み方が早く感じるが、アジア全体の大気の流れを見れば、季節進行自体が特に早まっているわけではない(気象庁より)と。」
2.梅雨の雑学 梅雨の語源

「梅雨という言葉は、中国から伝わりました。梅雨の雑学 梅雨の語源には、じつは、いろんな説があるのよね。
・この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、「梅雨」に転じたという説、
・この時期は梅の実が熟す頃であることからという説、
・この時期は「毎」日のように雨が降るから「梅」という字が当てられたという説。

「でも、「梅雨」という言葉を、なぜ「つゆ」と読むようになったのでしょうか。その理由はよ
くわかっていないの。水滴の「露(つゆ)」に由来しているという説があるのよね。
男にも、女にも、梅雨にも、…それぞれの歴史があるのね。ちなみに。
「梅雨」という言葉が伝わる前は、
「五月雨(さみだれ)」と言われていたのです。
「さ」→旧暦の5月(=現在の6月ごろ)、
「みだれ」→「水垂れ」という意味。 」
3.梅雨の生い立ち

「"生い立ち"って言葉、いい響きよね。人にはね、その人の生い立ちがあるの。男も女も、おなじよ。神様は、すべての人に試練を与えるの。その試練とどう立ち向かうか。それが、その人のドラマを生み出すのよ。」

「人だけではないわ。この世のすべてのものには、梅雨にも生い立ちがあるのね。」
梅雨の正体は、梅雨前線。日本の梅雨前線とは、北のオホーツク海気団と南の小笠原気団が接近し、この両者の温度差によって形成された停滞前線のことを指しているの。」

「北の気団同士・南の気団同士の間には、性質が似ているから前線は形成されないのだけれど、北と南の気団が衝突した部分には東西数千km幅の梅雨前線が形成され、数ヶ月に渡って少しずつ北上していくのよね。この前線付近で、雨が降り続くわけ。長雨の期間は各地域で1~2か月になるわ。これが梅雨ね。」
4.梅雨前にしておきたいおそうじ

「さて、ここからは実用的な雑学ね。
梅雨前、とくにキレイにしておきたいのは、カーテンとクッションね。」

「カーテンは、普段のおそうじでも盲点となりやすい場所。
お部屋のホコリやニオイの粒子をたっぷり吸い込んでいるばかりか、
冬場のホコリに含まれている胞子状のカビがたっぷり......。できれば梅雨入り前に掃除しておきたいわね。また、梅雨の間も窓際の結露でカビが増えやすいのよ。だから、梅雨入り前と梅雨明け後で、キレイに洗濯しておきましょうね。

「クッションは、ファブリック関係でもとくに、肌に近いもの。
TVを観ながらソファでごろごろ……抱きクッション、お尻の下にもクッション。……実は、汗、食べ物カス、よだれなどでかなり汚れています。そして、臭います。
よだれなどのシミを放っておくとカビが繁殖しますので、梅雨入り前と梅雨明け後は、クッシ
ョンカバーを洗濯しましょうね。梅雨以外でも、最低限半年に一度ぐらいは洗濯したほうがいいわ。」

????「……。」

????「……。」

「ちょっと!!!! あなた!!!! 今までどこを跳ねまわっていたのよ!!!!」

「うるせぇ!!!! せっかく顔出しに来たんじゃねぇかぴょん!!!!」

「私が、どんな気持ちで待っていたと思ってるのよ。」

「しかたねぇだろ。 身を隠すためだぴょん......。」

「会いたかったわ……。」

「......。すまなかったな......。」

「......。」
5.部屋干しのコツ

「部屋干しのコツはズバリ、洗濯ものを、
・何日も溜めないこと
・1回の洗濯量を減らす
・早く乾かすこと の3点ね。
■汚れ物を何日も溜めない
何日も溜めると雑菌が増えて臭いの元。
■1回の洗濯量を減らす
1回の洗濯量が多いと室内干しでは乾きが遅くなります。少しずつ干しながら換気をするのが
望ましいわ。1回の洗濯量を減らすのも抜本的な解決よ。一回着ただけでほとんど汚れていな
いのに洗濯しているものがないか、見直してみましょう。
■早く乾かす
洗濯ものに少し残る雑菌は、濡れた状態が長いほど増殖します。湿度の高い梅雨どきは雑菌の
好きな環境です。早く乾かないと、着れなくて困るものね。」
6.明けない梅雨はない

「あぁ。梅雨。
梅雨って、雨が多いじゃない?
でも、何より雨が多いってことは、虹を見れることも多いということよ。

「やまない雨はない。
明けない梅雨はない。
雨のあとには虹がかかる。
これからも、空を見て、がんばりましょうね。それでは、よい一日を。」
おしまい
季節にまつわる雑学
第26話「どうにかしたい!! 花粉症対策!!」
第19話「節分やでー」
第15話「お正月だよ。七福神全員集合。」
第14話「2011年 お年玉事情」
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