前編
1.冬の遊び
■かまくら
■雪合戦
後編
2.冬の食べもの
■鍋
■干し柿
3.冬の風景
■こたつとみかんと猫
第11話 「冬はつとめて」
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冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。
『枕草子(清少納言)』より

ブルータス
「こんにちは。わしじゃ。わしじゃ。ブルータスじゃ。
これは清少納言の枕草子じゃな。」
『冬は早朝が一番すばらしい。
雪が降っている時はいうまでもなく趣が深く、霜が真っ白に降りているのもすばらしい。
また、そうでなくても非常に寒い時に火など急ぎおこして、
炭を持って(廊下などを)通って行くのも非常に似つかわしい。
昼になって、寒さがだんだん緩んでいくと火鉢の火も白い灰ばかりになってみっともない。』
という意味じゃ。」

「冬(ふゆ)」という言葉の語源は、
「
冷ゆ(ひゆ)」「
降るう(ふるう)」「
震う(ふるう)」や
動物が出産するという意味の「
殖ゆ(ふゆ)」などからきているのじゃ。
冬になると山の動物は冬ごもりし、大地からは緑が消えおる。
新しい生命の始まりとなる春まで、充電期間となる季節じゃな。
ブルータス
「冬は冬にしか楽しめないことがあるんじゃぞ。」

「そこで、今回は昔ならではの冬の楽しみ方を研究していこうかのう。」
1. 冬の遊び
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■かまくら

ノザキ
「ここからは私が説明を。はじめまして。研究員のノザキです。」

ブルータス
「(わしは神だぞ…。)」
ノザキ
『大辞泉』によれば、
かまくらとは、元々は秋田県の小正月(正月15日)の行事を指します。
子供たちが雪室をつくり、その前で鳥追いや塞(さえ)の神の火祭りをするんですよ。
大人がさい銭・餅などを持ってお参りに来ると、子供たちはこれに甘酒をふるまいます。
とくに、秋田県横手市のものなどが有名みたいですね。
昭和に入りドイツの建築家
ブルーノ・タウトが、
かまくらの素朴で幻想的な情景を絶賛しています。
その後、交通事情や生活様式の変化の影響を受け家々でのかまくら作りはほとんど消滅し、
観光用に作られたモデルかまくらが中心となった
雪国イベントとしての色合いが濃くなっています。

「ウェルカムかまくら」ホームページより
http://www.akita-life.jp/kamakura/
■雪合戦

ノザキ
「次は、雪合戦です。
雪の降り積もったあとに、雪玉を投げ合う遊びです。」
鎌倉時代末ごろにすでにあった遊びで、
江戸時代以降には「雪打ち」「雪ぶち」「雪つぶて」などといって、
俳諧などにも盛んに詠まれ、降雪後の代表的景物となりました。
検証:

ノザキ
「それでは、実際の映像をご覧いただきましょう。」

ブルータス「ぐはっ…。」

オレンジ色の少年「いえろ!だいちゃんにもやらせろ!」

いえろ「あ?なんだ坊主!」
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いえろ「勝負だ!」

オレンジ色の少年「しょうぶだ!」
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新潟県魚沼市には、
”雪合戦発祥の地”の石碑が建てられています。
その由来書きによると、
越後守護の一族、
上条定憲と越後守護代
長尾為景が争った際に、
刀折れ矢を尽きてもなお、両者は戦いをやめず、
雪を固めて投げ合ったことが由来とされているんだとか。
Yahoo!百科事典より
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E9%9B%AA%E5%90%88%E6%88%A6/

オレンジ色の少年
「あ、忘れてたー。だいちゃんの名前はね、だいちゃんっていうんだー。
七福神のひとりなんだー。
まだ5歳なんだーけど、よろしくなんだー。」
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だいちゃん
「あ、あとね。この子だいちゃんのペットなんだー。
だいじろうっていうんだー。」
⇒後編へつづく。