歯科医院を取り巻く環境
歯科医院を取り巻く環境は、市場の漸減傾向の中で、歯科医院の増設ラッシュ・歯科医師過剰と完全に供給オーバーの状態にあります。そういった中で、歯科医師はかつてのような花形の仕事ではなく、今や、ワーキングプアの仲間入りを示唆されるほどの職業といっても過言ではありません。
こうした状況下で歯科医院の淘汰が本格的に始まる一方、患者意識の高まりから医事紛争は増加の一途を辿っています。歯科医院のほとんどは、現在も「保険法」に守られた護送船団方式の経営から脱皮ができずにいますが、1990年後半から始まった差別化戦略で、2極化現象を強めており、勝ち組と負け組が鮮明になってきています。
しかし、歯科マーケットは行政下におかれているとはいえ、巨大マーケットであり、これからの歯科医院は、安全管理の徹底を前提条件に、サービス業と同様の、顧客満足度を上げ、勝負すべき領域を決めて生き残りをかけなければなりません。換言すれば、歯科医師の経営手腕次第ではビジネスチャンスは広がるとも言えます。
