【今後の歯科医院の進む道】 - これからの歯科医院が進む道
これからの歯科医院経営は、市場の全体動向からすると「視界不良」です。市場の中で、確実に需要が減少するのは、(1)小児歯科、(2)保存、(3)補綴の3つ。一方、需要が増加するのは、(1)予防歯科(歯科疾患の予防管理並びに健康増進)、(2)インプラント、(3)高齢者歯科、(4)審美修復、の4つが挙げられます。
まず第一に、患者数の減少は避けられないため、健康な人に来院してもらうことです。
つまり、歯科医院が継続するためには、「予防歯科」に重点をおき、市場深耕を図ることが考えられます。歯周病対策が代表例だが、要は固定客のリピート率を上げることである。そのためには、土・日・祝日診療、夜間診療など利便性の提供は当然です。加えて、医師の技術に磨きをかけると同時に、歯科衛生士による予防歯科への体制を持ち、収入増を図ります。
第二に、他の地域に分院を開業して、新規地域で顧客を獲得していくことです。
これは分院だけに留まらず、インターネットを活用して遠方から来院してもらうことも同じです。
第三に、医療技術サービスも売り物に、新市場を開拓していくことです。
インプラント、審美、無痛治療、3Mix-MPを使用した治療などにより、目的意識がはっきりした顧客を取り込んでいくことです。
第四に、歯科周辺や医療分野での多角化となります。
歯科医療マーケットは、行政下におかれているとはいえ、縮小しても巨大な市場であることに変わりはありません。しかも、ほとんどが個人医院が占め、寡占化されていない業界でもあります。だからこそ、歯科医院のナショナルチェーンは存在しないわけです。歯科医師の経営手腕次第では一歯科医院でもなりましょう。

